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小学生30人と大人10人が入学

本紙掲載日:2016-04-19
7面
入学式後は体験授業。共同農園の畑にスイカの苗とトウモロコシの種を植え付けた
小学生と大人生徒40人が入学。二見順雄校長から自己管理する畑に立てるネームプレートを受ける入校生

財光寺農業小学校で体験スタート−日向

 野菜や米づくりの農業体験活動を通して子どもたちの豊かな情操を育む日向市の財光寺農業小学校(二見順雄校長)の平成28年度入学式が16日、財光寺の同校農場であった。

 第8期生となる今年度は市内5校から小学生30人と大人10人の計40人が入校。畑が広がる農場内で入学式を行った後、野菜の植え付け作業に取り組み、1年間を通じた農業体験活動をスタートさせた。

 入学式は、入校生と保護者、二見校長、営農指導スタッフ、十屋幸平市長ら日向市の農政関係担当職員、入校生が通う学校長、財光寺地区の区長らが出席。全員で校歌を歌ったのに続き、二見校長が「地域の人たちが心を一つにして続けており、卒業生は228人にもなりました」と活動内容と目的を紹介した。

 入校生全員に、自らが管理していく「個人区画」が割り当てられる。二見校長が区画に立てる木製ネームプレートを一人一人に進呈した。

 小学生生徒を代表して財光寺南小6年の古賀柚羽さんが「楽しく、安全第一に教えてもらいながら、自分で調べながらやっていきます」と誓いの言葉を述べた。

 式後は、全員で力を合わせる共同農園と個人区画にスイカ、トウモロコシ、ナス、ピーマン、トマト、キュウリの植え付け作業を行った。

 今後は毎月第1、3土曜日を「登校日」とし、その他の日は自主作業で野菜の育成、除草、収穫まで自己管理する。水田での米作りも体験する。

 財光寺農業小学校は平成21年4月、元小学校校長、農業経験者ら地域の有志が県内で初めて立ち上げた。未利用地を畑に整地した農場を「学びや」とし、1年間を通した農業体験で自然の仕組みと営みを学び、自分で育てた野菜を食する尊さを体感する活動を「学校形式」で継続している。

 世代間交流、子どもたちへの教育的効果が多方面から高く評価されており、同校を手本に綾町に農業寺子屋、日向市に大王谷農業小学校が誕生している。大王谷農業小学校は23日に入学式を予定している。

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