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県の懇談会−整備計画を審議

本紙掲載日:2016-04-04
3面

五ケ瀬川・五十鈴川水系


 県河川整備学識者懇談会(会長・杉尾哲宮崎大学名誉教授、11人)は3月30日、県庁で第3回会議を開き、五ケ瀬川水系五ケ瀬川圏域と五十鈴川水系の「河川整備計画改訂案」について意見を交わした。

 五ケ瀬川圏域では、県が管理する岩熊井堰(延岡市)の上流約500メートル地点から上流の本川と支川が対象。このうち、高千穂町の神代川(延長3・0キロ)は同町の「神代川かわまちづくり計画書」との整合性を追加した。河川改修で変貌してしまった古代からの環境と景観の再生に取り組む。

 五十鈴川は門川町内のJR日豊線橋梁(きょうりょう)から更生橋までの10・45キロ区間で、河床掘削や築堤、護岸整備などの洪水対策を実施。その際、生物や植物への配慮、過去の浸水被害を踏まえる。南海トラフ地震に備え、比較的発生頻度は高いが津波高は低いレベル1津波への対策を盛り込んだ。

 整備計画の変更は五ケ瀬川圏域で平成28年度早期、五十鈴川水系で同年度中の策定を目指す。

 また、22年度に整備完了した延岡市の五ケ瀬川水系松山川の事後評価について、十分な効果が発現していると報告された。河川事業として初めての事後評価だったため、委員からは「治水、利水、環境の項目に分けて評価してはどうか」などの意見が出された。

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