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「私の最大のミッションは信頼回復」

本紙掲載日:2016-04-02
1面
経営方針について語る小堀社長

旭化成の小堀社長が会見

◆『3現主義』を徹底−現場で現物を見て現実を知る

 旭化成の小堀秀毅社長(61)は、1日開かれた入社式後の記者会見で経営方針や今後の事業の見通しについて話した。「(建材のくい打ちデータ改ざん問題で失った)信頼回復が私の最大のミッション。現場で現物を見て現実を知る『3現主義』をベースにしたコンプライアンス(法令順守)を徹底して言い続ける。その上で、コンプライアンス、コミュニケーション、チャレンジの三つの『C』で事業の飛躍を図る」と強調した。また、延岡・日向地区では少なくとも昨年度並みの設備投資を行うとの見通しを示した。主なやりとりは次の通り。

−−信頼回復にどう取り組みますか。

 建材の問題ではご心配を掛けて本当に申し訳ありませんでした。データ改ざんのあった360件のうち、問題の発端となった横浜市のマンションを除く303件で安全性に問題のなかったことが昨年12月に国交省から発表され、残る56件についても引き続き調査されています。この件では急がず、しっかり対処した上で次のステップに進みます。
再発防止のため、社内にリスクコンプライアンス体制を設立しました。リスクとコンプライアンスに関する情報を一元化して全社的に教育を行います。また、コンサルタントを活用して、経営陣から勉強会を始めています。弊社の事業は多岐にわたるため、各事業がどのようなリスクを抱えているのかを洗い出しているところです。この1、2カ月で抽出を終え、リスクの高いものから対策に取り組みます。

−−昨年度の経営状況を振り返り、今後の見通しを。

 前半は円安だったこともあって順調でしたが、昨秋以降は円高に転じ、原油・ナフサ価格下落と経済の潮目が変わりました。15年度の最終決算は5月に発表しますが、原燃料が安くなった分、われわれのケミカル製品の価格も下がったので、売上高は目標の2兆円に届かないかもしれません。営業利益の方は、合理化効率化の効果もあって目標をクリアし、3年連続過去最高益の更新を実現できる見通しです。
しかし、16年度はかなり厳しい年になりそうです。円高と中国経済の減速が要因。グループ売り上げの10%を中国市場に依存しているため影響が大きいのです。特にスマートフォン関係の伸びが鈍るでしょう。一方、中国政府は環境に優しいバスを積極的に導入しようとしており、そこにはビジネスチャンスがあります。競争優位性のある事業を見極め、中国減速の影響を極力抑えたいと考えています。

−−素材系事業のケミカルズ、せんい、イーマテリアルズを1日付で旭化成に吸収合併しました。

 過去13年間にわたり旭化成は純粋持株会社、事業は各事業会社が行うという形を取り、それぞれが収益性の高い事業に育ちました。しかしグループの経営資源が分断化されるデメリットもありました。各事業会社の持つ知財、人材、マーケティング情報などを融合することによって、新しい事業創出の可能性や競争優位性が高まることに期待しています。

−−延岡・日向地区の事業の見通しは。増強計画はありますか。

 延岡・日向地区の事業はおしなべて好調です。国際的に競争力のある製品がそろっており、ここ2、3年、積極的に設備投資してきました。ベンリーゼやハイポアの増設分が間もなく立ち上がります。
延岡地区には、せんいの研究部隊があり、ほかの事業と融合させることでさらにポテンシャルが高まります。ここを、せんいを中心に新事業を目指す拠点にしたい。
今年度は中期総合計画の初年度でもあり、設備投資額は、旭化成グループ全体では前年度実績より増やす方向で計画しています。延岡・日向地区についても、少なくとも前年度より減らすことはありません。

−−〃小堀カラー〃をどのように出しますか。

 私の最大のミッションは社会の信頼回復。今年度から始まる中期経営計画で最も発信したいことは「3現主義」をベースとするコンプライアンスです。その上で、常に新しいことにチャレンジする旭化成の精神を忘れず、事業を飛躍させたいと考えています。

【小堀秀毅(こぼり・ひでき)氏】
石川県金沢市出身。昭和53年神戸大学経営学部を卒業し、旭化成工業入社。旭化成エレクトロニクス企画管理部長、同取締役などを経て平成22年同社社長。同24年旭化成常務執行役員、同26年同専務執行役員。1日付で同代表取締役社長兼社長執行役員に就任。61歳。

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