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細島港の港湾計画を改訂

本紙掲載日:2016-03-25
1面

県、31日付で公示−15メートル岸壁など整備へ

 県は23日、国の重点港湾の日向市細島港の新たな港湾計画について、国土交通大臣から確認通知があったと発表した。31日付で公示する。平成40年代前半までに、7万トン級の貨物船が入港可能な水深15メートルの大型岸壁を工業港地区に建設し、背後地には企業誘致用の工業用地24・5ヘクタールを整備する。北沖防波堤を延伸して港内の静穏度を確保。既存岸壁も耐震化する。

 新計画は東九州自動車道の北九州までの全線開通や、甚大な被害が想定される南海トラフ巨大地震への対策、船舶の大型化などを踏まえ、現計画を全体的に見直した。

 15メートル岸壁は国内では博多港や北九州港など9港しか整備されておらず、隣県の大分港や志布志港の14メートル岸壁を上回る。稼働中の13メートル岸壁2基と併せ、競争力を高める。

 工業用地は、かつて周辺に320ヘクタールあった遊休地が現在は実質10ヘクタールに減少。新たに造成することで、企業活動を後押しする。

 南海トラフ巨大地震への備えでは、白浜地区の水深13メートルと同10メートルの岸壁各1基を耐震強化し、緊急時の貨物輸送拠点となるようにする。牧島山に避難緑地を整備する。

 港周辺の観光資源や歴史的遺産を生かした交流拠点づくりも目指す。商業港地区の北側と南側に市民や港湾来訪者が集う広場(7・2ヘクタール)を整備する。

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