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延岡市のPR動画が話題

本紙掲載日:2016-03-15
7面
首藤市長

「河童と人魚の延岡移住計画」首藤市長に聞く

◆「水」から広がる地域の魅力を伝えたい

 延岡市がこのほどインターネットで発表したPR動画「河童(かっぱ)と人魚の延岡移住計画」が話題を呼んでいる。伝説の生物と思われていた2人(?)を市内で発見。「もしも移住してきてくれたら、『河童と人魚の住むまち』として延岡市を全国にPRできる」と考えた市職員が奮闘するという奇抜な物語だ。キャッチフレーズは「住みたくなるほど澄んでいる」。首藤正治延岡市長にこの動画発表の意図を聞いた。


−−すごい反響ですね。

こんなに大きな反響があるとは思いませんでした。インターネットにアップした3日後には福岡と佐賀県内のテレビで報道され、その後、全国ネットの朝の番組で次々に取り上げられました。
「めざましテレビ」からは、私が偶然出張で東京にいた時に連絡があり、「ちょうどいいからテレビ局に来てくれ」と言うので、その日の夕方に収録に行ったんです。その時は、私もこの動画がここまで話題になると思っていなかったので、制作した広告代理店(電通九州)が〃仕組んだ〃のだろうと疑いました。しかし番組ディレクターに尋ねてみると「そうじゃない。うちのスタッフが動画をたまたま見つけて、面白いと思ったから連絡したんですよ」と言われました。
その前日に福岡と佐賀で放送されたことについても、後日、福岡の人から聞いたんです。自分たちの知らないところで、そんなふうに取り上げられていたことに驚きました。今回は、とにかく多くの人に延岡に目を向けてもらうことが目標でしたから、そういう意味で成功だったと思います。

−−撮影に参加した感想は。

面白かったです。2人が延岡市への移住を決めたと報告に来た−−という想定で、この応接室でお会いしました。ただ、2人とも私の話にはあまり興味がないみたいでしたね。ちなみに、河童を演じていた男性は27歳。人魚を演じていた女性は22歳。ともにモデルとして活動しており、オーディションでこの役に選ばれたそうです。

−−この企画を採用した理由を教えてください。

公募型プロポーザル方式で、外部の有識者2人を含む9人の選考委員で決めたのですが、私もとても気に入りました。公的機関が作るCMのイメージから最もかけ離れていながら、延岡の魅力を端的に表していたからです。「住みたくなるほど澄んでいる」−−このキャッチフレーズにぐっときました。事業費1400万円のうち、1200万円は国の補助金が使えたということも大きいですね。思い切ったことができたのは補助金のおかげです。

−−「水」をキーワードにしてほしいと市が依頼したのですか?

いいえ。広告代理店側からの提案でした。スタッフ(福岡県在住)が延岡を実際に見て回って「水がいい。これが延岡を紹介する切り口になる」と認めてくれたわけです。
市民は延岡の水のきれいさを当たり前だと思っていますが、当たり前ではないんです。五ケ瀬川は国交省調査で全国トップクラスの水質を維持しており、そこに架かるあゆやなは国内最大規模です。10万人以上が住む工業都市の街中にあゆやながあるなんて、県外の人から見れば、ほとんど奇跡でしょう。カヌー愛好者からは、清流で有名な四万十川よりも北川の方が素晴らしいと言われます。
下阿蘇海水浴場も環境省の「快水浴場百選」で特選に選ばれています。特選は九州で1カ所。つまり下阿蘇は九州ナンバーワンビーチなんです。海底には日本最大のオオスリバチサンゴ群がありますし。これは専門家から「日本一じゃなくて世界一」と言われたほどです。
こうした美しい水の源である山の方に目を向ければ、大崩山という第一級の山があり、「ロッククライミングの聖地」と呼ばれる比叡山があります。
水がきれいだから食べ物もおいしい。町の中心部から30分車を走らせただけで各種アウトドアスポーツの第一級のフィールドがある。このように「水」を入り口にして広がる延岡の魅力を、市民に誇りに感じてもらいたいですし、この動画を通じて市外の多くの方に知ってもらえればと思います。

−−「移住」がこの動画のテーマになっています。

国の推計によると2060年には延岡市の人口は今より5万人少ない7万人台になると予想されています。これを何とか9万人台にとどめたい。このため市は「第6次長期総合計画」の中でも、最優先すべきリーディングプロジェクトとして昨年10月に「延岡新時代創生総合戦略」を策定しました。戦略の4本柱に「雇用創出」「移住・定住促進」「結婚・出産・子育て支援」「持続可能なまちづくり」を掲げています。
しかし、今回の動画そのもので移住が増えると考えているわけではないんです。
高速道路がつながるまで延岡市は内側に閉じた状態で、飲食店も商店も市民しか対象に考えていないような面がありました。チキン南蛮発祥の店の「直ちゃん」「おぐら」に県外客が大勢訪れるようになって、ようやく「延岡にも外からお客さんを呼ぶ力がある」と気付き始めたのではないでしょうか。
今後は外に開いていく時代です。「エンジン01」もそうでしたが、今、延岡から多くの話題を全国に発信できています。延岡は常々「PRが下手だ」と言われ続けてきましたが、「私たちにも情報発信力があるんだ」と自信を持ってほしいと思います。

−−延岡市の今後の展望を聞かせてください。

今後のまちづくりの究極の目標は、市民が日々喜びを感じながら生活できる町にしていくということです。ですから今後10年間のまちづくりの指針となる「第6次長期総合計画」のキャッチフレーズを「新しい延岡を楽しもう延joy(エンジョイ)」としました。
延joyという言葉に、ワクワクとした気持ちを感じてもらえればうれしいですね。水、アウトドア、歴史、文化といった延岡の特性を生かして、日々の生活が楽しいと感じられる町に、みんなでしていきましょう。


◆「河童と人魚の延岡移住計画」ストーリー
◇プロローグ
昨年10月、延岡市の五ケ瀬川で行われていた観光PR映像の撮影中に事件は起きた。映像に映り込んでいたのは何と、全身が緑色の河童と下半身が魚の人魚。延岡のきれいな水が2人を呼び寄せたのか?
「河童と人魚が延岡市に移住してくれたら、『河童と人魚の住むまち』として延岡市を全国にPRするチャンス!」
そう考えた市職員は…

◇エピソード1「延岡市に、河童と人魚来たる!」
人魚は歩けないので、河童が人魚を抱いて市役所にやって来る。河童と市職員が名刺交換。

◇エピソード2「いわしてください、ウルメイワシが日本一!」
延岡市はウルメイワシの漁獲量日本一だとアピールする市職員。海に住む人魚は「うれしいです」と答えるが、河童はキュウリにしか興味がないようだ。

◇エピソード3「水質ランキング日本一!」
市職員は、五ケ瀬川が国内最高の水質だと強調して「お二人が住むのに最適な環境です」と移住を勧める。しかし、2人は硬水が好みという。延岡の水は軟水だろうな…。

◇エピソード4「チキン南蛮、はじめました!」
市職員は2人を、チキン南蛮発祥の店「直ちゃん」に案内する。しかし、店の前は入店待ちの行列ができていた。河童といえども順番は守るのだ。

◇エピソード5「もう陸の孤島とは呼ばせない!」
東九州自動車道の開通でアクセスが向上し、「もう昔のような〃陸の孤島〃ではない」とアピールしたい市職員。しかし彼が勢い込んで出した「脱!陸の孤島」のフリップは上下が逆。延岡が本当の意味で陸の孤島でなくなるまでの道のりはまだ遠いのか…。

◇エピソード6「海外より海岸でしょ。」
九州一の美しさの下阿蘇ビーチで遊ぶ河童と人魚、そして2人の市職員。美人な人魚に恋する市職員は、キュウリを投げて河童を遠ざけた隙に、ちゃっかり、人魚との相合い傘に収まる。

◇エピソード7「みずには、死ねないものがある!」
市職員は、五ケ瀬川の水とアユのおいしさを力説するが、干からびた河童が死にそうになる。人魚は、水質日本一の五ケ瀬川の水を口に含み、勢いよく河童に吹きかけて救出!

◇エピソード8「酒旨(うま)し魚も旨し延岡市!」
飲食店で接待を受けた河童と人魚は、天然アユの塩焼きや地酒を堪能する。河童の口元が汚れたのを見て、優しく拭いてあげる人魚。恋する市職員は自分の口を汚してみるが人魚は無反応。

◇エピソード9「求む!冒険野郎!」
延岡で楽しめるアウトドアスポーツを紹介するため、「延岡アウトドア天国PRし隊」の9人がやってくる。サーフィン、釣り、カヌー、スキューバダイビング、ロッククライミング、山登り…。「こんなにたくさん?」と河童と人魚もあ然。

◇エピソード10「ATAGOYAMATENBOUDAI」
ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの出会いの地という伝説のある愛宕山で愛を誓う2人。

◇エピローグ「WELCOME!」
2人はついに延岡市への移住を決めた。市民課に転居届を出して課員全員に祝福される。

「この物語はフィクションです。登場する河童・人魚は架空のものであり、実在する河童・人魚とは一切関係ありません。が…、今後もうつくしい水資源を守り続けていくことや、河童や人魚以外の皆さんの来訪を心待ちにしている延岡市民の真摯(しんし)な姿勢はノンフィクションです」

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