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デイリー健康大学延岡会場(上)「きこえの話」

本紙掲載日:2016-03-02
3面
佐藤院長

さとう耳鼻咽喉科・佐藤伸矢院長

 第23期デイリー健康大学(デイリー健康福祉事業団主催)の延岡会場第2回講座では、さとう耳鼻咽喉科(延岡市岡富町)の佐藤伸矢院長(43)が「きこえの話」と題して話した。要旨を2回に分けて紹介する。

◆鼓膜を振るわせた音−内耳液から電気信号で脳へ

 音とは何でしょうか。太鼓をたたくと皮が振動し、空気を押す時に空気の分子が密になる(気圧が高まる)、引く時に分子が薄まる(気圧が低くなる)という現象が連続します。これが音波の正体です。気温20度の時、秒速約340メートルで広がっていきます。

 音の大きさはデシベルという単位で表します。鉛筆で書く音やささやき声は30デシベル、普通の会話は60デシベル。この二つが聴力の目安です。「少し聞こえが悪くなってきたな」と自覚し始めるのが30デシベル。会話が聞こえにくいと日常生活に支障が出るので、60デシベルが補聴器を導入するかどうかの目安です。

 音は、耳介(じかい、耳の外側に出ている部分)で集められて、突き当たりの鼓膜を振るわせます(外耳)。鼓膜の先には小さな骨が、てこのような形で三つつながっています(中耳)。3番目の骨は約3ミリで、人体で一番小さい骨です。

 その奥の内耳はカタツムリの殻のような形をしており、「蝸牛(かぎゅう)」または「うずまき管」と呼ばれます。巻き方は誰でも2回転半。入ってくる音の高さの違いで、決まった場所が振動します。入り口で8000ヘルツ、1周した所で1500ヘルツ、2周した所で300ヘルツなど。こうして音を分析した結果を神経で脳に送っています。

 内耳はリンパ液で満ちています。言い換えると、音を最終的に感じる所は〃水〃なのです。

 プールに潜ると周囲の音が聞こえないことで分かるように、水は音を99・9%反射し、0・1%しか伝えません。ですから耳は、内耳に音を入れる前に、音を増強する仕組みを持っています。広い耳介で音を集めて小さな鼓膜に集中させるとともに、てこの構造の骨で音圧を高めています。

 まとめると、空気の振動が骨の振動を介して内耳液の振動に変わり、電気信号に変換して脳に伝わり、脳で音が鳴っていることや言葉を認識します。この経路のどこが故障しても難聴が起こります。

 また、耳の皮膚は鼓膜の中心で絶え間なく作られ、ゆっくりと外に向かって移動しています。この角質が途中ではがれたものが、耳あかの正体です。ですから、小さな耳の穴を産毛にふさがれる赤ちゃんや、耳あかが湿るジク耳(ジリ耳)の人を除けば、本来、耳掃除は必要ありません。

 耳の奥は、薄い皮膚が耳を直接覆っているため傷が付きやすい。傷が付くと汁が出て、かぶれてしまいます。かゆいとまたかいてしまうので、傷が広がり悪循環に陥ります。耳は月に1回ほど、手前の方だけ優しく掃除するようにしてください。

【プロフィル】延岡市生まれ。東海小、東海中、延岡東高を経て平成11年、宮崎医科大卒業、同大耳鼻咽喉科入局。同20年、宮崎大大学院医学研究科博士課程卒業、医学博士取得。同大医学部附属病院耳鼻咽喉科助教(医局長)。同24年、県立延岡病院耳鼻咽喉科医長。同26年、延岡市岡富町に開業。

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