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火伏せ地蔵−宇納間地蔵尊大祭

本紙掲載日:2016-02-12
2面
奉納のぼり旗が参道の両脇に並ぶ(美郷町北郷の全長寺)

3月1〜3日、美郷町北郷

◆恒例のエイサー演舞も

 火伏せ地蔵として知られる美郷町北郷の鐵城山・全長寺(川西和生住職)で3月1〜3日まで、宇納間地蔵尊大祭が開かれる。参拝客は365の石段を上って地蔵尊に手を合わせ、火防(ひぶせ)札を買い求める。

 大祭期間中の3日間、役場北郷支所前から地蔵尊までの国道388号や県道宇納間日之影線は歩行者専用道路(午前8時30分〜午後5時)。参道周辺の国県道沿いに約110店が軒を連ね、町特産の農産物や加工品などを販売。岡田商店は干ししいたけや弁当、服部製菓はらくがん「おすがた」、「地蔵の里一軒家」は、地元宇納間産の地鶏を使った炭火焼きや合鴨(あいがも)農法米の肉巻きおにぎり。町外の日之影町むらおこし総合産業は田舎うどん、団子、諸塚村の南川食品加工グループがこんにゃく、団子などを販売する。

 恒例のエイサー演舞は、2日目と3日目に行われる。2日は午後1時から、全長寺前の県道で。同町と姉妹市町を締結する沖縄県豊見城(とみぐすく)市のグループ「鼓衆しんか」と北郷の「絆」が出演。

 3日は午後0時45分から、役場裏の北郷総合交流センターで。北郷商工会青年部(岡田栄一部長)主催の第11回宇納間地蔵大祭エイサー。鼓衆しんか、北郷青年団エイサー「琉星會」が沖縄伝統の勇壮な踊りを披露する。終了後、同1時30分ごろから餅まきを行う。

 また、大祭初日の1日午後7時ごろから、小原臼太鼓保存会(真田卓男会長、14人)が臼太鼓踊りを奉納する。境内周辺では地元婦人会が鹿肉入りのうどんや煮しめなどで参拝客を接待する。

 宇納間地蔵の本尊は、江戸時代に延岡藩内藤家の江戸藩邸が大火に見舞われた際、雨を降らせて鎮火させ延焼を食い止めたと伝えられ、毎年旧暦の1月24日に大祭が開かれ、県内外から大勢の参拝客、代参者が訪れにぎわいを見せている。

◆奉納のぼり旗の注文を受け付け

 宇納間地蔵奉賛会(岡田憲幸会長)は、大祭期間中に参道に掲揚する奉納のぼり旗の注文を受け付けている。旗は紺と赤の2種類があり、一式5千円。奉納期間は2年間で、企業名や個人名と「宇納間地蔵大菩薩」の文字を染め込む。

 申し込み、問い合わせは、北郷商工会(電話0982・62・5895)へ。

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