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受谷トンネルが完成−沿海北部広域農道

本紙掲載日:2016-02-11
1面
本体工事が完成した受谷トンネル。開通は28年度中の予定(門川町加草)

13日に銘板を除幕−草川小児童が揮毫

◆5期地区

 県が整備を進める「沿海北部地区広域営農団地農道」(日向市塩見―延岡市大峡町、26・7キロ)のうち、未開通の5期地区(門川町竹名―加草)で「受谷(うけたに)トンネル」の本体工事が完成、13日にトンネル銘板と表示板の除幕式が行われる。トンネル名は近くを流れる受谷川にちなみ、銘板の文字は地元草川小の児童3人が揮毫(きごう)した。

 同農道(愛称・日豊グリーンライン)は、塩見の国道327号交差点を起点に同388号や同218号と交差しながら日向、門川、延岡の市街地西部を通り、大峡町で国道10号に接続する平均幅員7メートルの〃スーパー農道〃。農畜産物輸送の円滑化、沿線住民の利便性向上などを目的に昭和58年度に事業化され、翌59年度に着工した。

 全体事業費は約380億円。建設は1〜6期に分けて行われ、平成21年度までに塩見(日向市)―門川町尾末、小野町(延岡市)―大峡町(同)など1〜4期の約22・4キロが開通、未開通区間は5、6期地区の約4・4キロのみ。

 このうち、5期地区は県道土々呂日向線沿いの中山神社付近(門川町尾末)から北西に分岐し竹名地区を北に向かう延長2161メートル。21年度に総事業費32億2222万円で着工した。

 区間中、二つのトンネルが建設され、25年11月に竹名トンネル(延長130メートル)が完成。受谷トンネルは、事業費7億7000万円で昨年3月、「仮称・中村トンネル」(延長182メートル)として着工。トンネル本体の建設は既に完成し、28年度は排水溝や路面舗装、照明施設を施工する。

 銘板の除幕式は午前8時30分からトンネル北側坑口前で行われ、3人の児童と地元高齢者クラブ員、門川町、県東臼杵農林振興局の職員らが参加。銘板を覆う幕を引き、全員で記念撮影後、トンネルを見学する予定。銘板は縦60センチ、横3メートル。表示板は縦40センチ、横60センチ。

 一方、既存の県道を一部区間利用する新たなルートに見直した6期地区は、延岡市小野町の県道北方土々呂線―石田町の交差点を右折して延岡南道路の側道―伊形小の北側から市道伊形門川線と既存の道路に相乗り。上伊形町と門川町加草の5期地区の終点まで、トンネル(365メートル)を含む2282メートルの農道を新たに整備。今年度は約1億円でトンネルの基本設計、橋梁(きょうりょう)の実施設計、用地測量調査などを実施しており、31年度中の開通を目指す。

 同農道は災害時の国県道の代替え道として役割が大きく、昨年5月に開かれた整備促進期成会総会で県は「住民の皆さんの期待に応えられるよう、5、6期地区の一日も早い開通を目指したい」と話した。

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