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内藤さんにトロフィー

本紙掲載日:2016-02-09
1面
若山牧水賞を受けた内藤明さん(8日、宮崎市の宮崎観光ホテル)

第20回若山牧水賞表彰式

 第20回若山牧水賞の授賞式は8日、宮崎市内のホテルで開かれ、歌集「虚空の橋」(短歌研究社発行)で同賞を受賞した歌人で早稲田大学教授の内藤明さん(61)=埼玉県狭山市在住=に賞状などを贈った。県や延岡市、日向市など主催。夕刊デイリー新聞社など後援。

 同賞運営委員長の河野知事は「今回の受賞を機に、さらなる活躍を期待している。牧水を育んだ宮崎の文化の豊かさを発信していきたい」とあいさつし、賞状とトロフィーを手渡した。

 内藤さんは大学時代に宮崎を訪れた思い出を振り返り、「人生の折り目のようなところで発表する機会を頂き、20回目の牧水賞をいただいたことで恵まれた本になった」と喜んだ。

 内藤さんは東京都出身で、早稲田大学第一文学部卒業。昭和50年に「まひる野」に入会、同57年に「音」創刊に参加した。宮中「歌会始の儀」の選者も務める。平成16年に「斧と勾玉」で第54回芸術選奨文部科学大臣新人賞と第9回寺山修司短歌賞を受賞、今回の「虚空の橋」で第2回佐藤佐太郎短歌賞を受けている。主な作品は歌集「壺中の空」「海界の雲」「夾竹桃と葱坊主」。

 授賞式では同賞第20回を記念し、選考委員で歌人の佐佐木幸綱氏、高野公彦氏、馬場あき子氏、伊藤一彦氏による「牧水の歌と風土」と題したシンポジウムがあった。現代歌人100人が1人1首ずつ宮崎の地名、風物を詠んだ「みやざき百人一首」の作品を引きながら語り合った。

 第20回記念「みやざき県民短歌賞」の表彰もあり、最優秀賞の日向市の戸眸緒さん、優秀賞の延岡市の佐藤桂子さん、日向市立東郷学園7年の黒木健太さんらに河野知事から賞状が贈られた。(3面に関連記事)

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