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想い託した2827首掲載

本紙掲載日:2016-01-26
8面
宮崎県社会福祉協議会が発刊した「老いて歌おう2015全国版第14集」

全国版第14集「老いて歌おう」を発刊−県社会福祉協議会

 県社会福祉協議会(佐藤勇夫会長)はこのほど、「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」の全応募者の作品から1首ずつ、計2827首を掲載した「老いて歌おう2015全国版第14集」を発刊した。大会は昨年6月から作品募集を開始。全国の介護や支援を受ける高齢者や家族、施設職員、ボランティア、介護を学ぶ学生など2827人から、4659首の「想(おも)い」を託した作品が寄せられた。応募者の最高齢は107歳、最年少は9歳だった。国外からは台湾やブラジルからも応募があった。

 介護をする側とされる側、それぞれの喜びや感謝、悲しみなどが、ときにユーモアを交えて歌い込まれており、歌集には1人1首の作品を収録した。

 昨年12月6日、宮崎市のメディキット県民文化ホールで表彰式が行われた。県北からは要介護・要支援高齢者の部で門川町の黒木ヒサさん(96)と日向市の櫻井喜美子さん(91)が佳作に入った。

 県内からは要介護・要支援高齢者の部で宮崎市の大野キクエさん(88)が最優秀賞、都城市の鎌田泰典さん(94)と小林市の園田光二さん(92)が優秀賞に輝いた。また、介護者の部では宮崎市の砂川里香さん(33)と日南市の濱田数代さん(65)が優秀賞を受賞した。

 「発刊にあたって」の中で佐藤会長は、90歳以上の応募者が過去最多の607人に上ったことも今回の特徴とした上で、「戦前から戦後70年の激動の時代を生きぬいた方々のたくましさを感じます。応募作品を拝見し、震えた筆跡には、一生懸命文字を綴(つづ)る姿が目に浮かび、その真摯(しんし)さに心打たれます」との一文を寄せた。

 選者の伊藤一彦さんは「応募作品に寄せて」で「それぞれの文字で書かれた一首一首を読みながら、胸が熱くなった。一首の背後に人生の分厚い重みを深く感じたからである。心身の困苦とたたかいながら、三十一音に日々の想いを懸命に書きとめようとされた高齢者の方々に心から敬意を表したい」と講評した。

 価格は1900円(税別)。県内の書店で扱っているほか、店頭にない場合は鉱脈社(電話0985・25・1758)で注文を受け付けている。


◆県内関係の入賞作品

□要介護・要支援高齢者の部
【最優秀賞】
老いたると言わぬが花と言われしも老いには老いの花もありけり・大野キクエ・宮崎市

【優秀賞】
六十年の妻との別れ通夜に行く黒ネクタイがうまく結べず・鎌田泰典・都城市

デイケアで隣の婆さん耳掃除よか話を聞き漏らさぬ様に・園田光二・小林市

【佳作】
荒い川流れにそいてうきしずみいつどこの瀬に流れつくやら・荒川ツワコ・木城町

過疎に住み過疎に老いたり今日もまた一人住いに光満ちあふる・石原ウメカ・木城町

何時の日も忿怒捨て去り仏顔まさしく香気好齢者なり・岩切光明・都城市

我が恋は顔には出さぬ胸の内ひとには言わずひとり楽しむ・垣原巳喜男・宮崎市

長生きの秘訣の問いに禁煙と酒ほどほどに食は良く噛む・倉掛三・高原町

昨日と今日の境目も分からぬ程に永らえて夜々見る夢は笑顔の夫・黒木ヒサ・門川町

施設内人に迷惑かけぬようひたすら黙り黙々生きる・児玉榮雄・国富町

死ぬ事はゆめ思わぬと言いおりし夫は梅雨の夜明けに逝きぬ・櫻井喜美子・日向市

曽孫との筆談対話もいと楽しくずれる文字に思いをこめて・渕脇安雄・都城市

看護せしノモンハン事変の負傷兵ゆがみし顔を今も忘れず・三角幸・都城市

幼孫は片言いくつ覚えしや「ちゃま」と呼ばれる九十三歳・守屋富美子・宮崎市

□介護者の部
【優秀賞】
三度めの育休明けて戻っても馴染みの顔の変らぬ笑顔・砂川里香・宮崎市

父さんへ牛舎の解体するなんて言えるはずなく施設を後に・濱田数代・日南市

【佳作】
認知症胃瘻の妻と何時までも離れたくない一蓮托生・加藤民應・小林市

寝たきりの祖父の寝顔にふと願ういつかわたしのはなよめすがた・坂元優衣・宮崎市

トロミ食代わりに出したネッタボは詰まることなく見事おかわり・高崎正行・小林市

戦中を昨日の如く語るひとに昨日のことを問う検査あり・田原公彦・宮崎市

おしぼりに嫌がる姑の顔を拭きご褒美のように軽羹含ます・又木康子・日南市

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