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運転免許自主返納でメリット

本紙掲載日:2016-01-26
3面
新たな高齢者運転免許証返納メリット制度のスタートに合わせ、覚書を取り交わした時任署長=右=と佐藤社長

補聴器など割引−高千穂署と眼鏡店が覚書

 高齢者ドライバーが加害者となる交通事故防止を図ろうと、高千穂警察署(時任和博署長)は25日、高千穂町三田井の「メガネの三田井」(佐藤寛社長)と「高齢者の運転免許証返納メリット制度に関する協定」を結び、運転免許証を自主返納した65歳以上の高齢者に眼鏡や補聴器の購入代金を割り引く取り組みを始めた。

 運転免許証を返納した高齢者が来店した際、返納時に交付される「高齢者運転免許証返納カード」「運転経歴証明書」のいずれかを提示すれば、眼鏡の購入代金を10%、補聴器の購入代金を5%それぞれ割り引く。同署が管轄する西臼杵3町の在住者が対象。これまでに返納した人も制度を利用できる。

 この日は、制度のスタートに合わせて同署講堂で覚書の調印式があり、時任署長と佐藤社長が署名、押印。あいさつに立った時任署長は「高齢者が加害者になる人身事故は増加傾向にあり、対策が喫緊の課題となっている。そんな中での協定締結はありがたい」と感謝。佐藤社長は「地域の交通安全の一助になれば」と話していた。

 同署によると、昨年、運転免許証を自主返納した高齢者は県内で2261人(前年比567人増)、管内で75人(同23人増)と年々増加傾向にあるという。管内では、ほかに温泉施設の入浴料割り引きなどのメリット制度がある。

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