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模擬選挙を体験−延岡商業高

本紙掲載日:2016-01-16
8面
投票用紙を受け取る生徒。受け付け事務側の職員も生徒が体験した
記載台で候補者名を記入し投票箱に1票を入れる生徒
開票作業に生徒は興味津々

選挙年齢引き下げ−主権者教育が活発化

◆実物の記載台、投票箱使用

 公職選挙法等の改正により、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられた。いよいよ今夏の参議院議員選挙から適用になる。新たな有権者の中には高校生の一部も含まれることから、高校などでは政治や選挙に関心を持ち、社会づくりに参画する生徒を育てるため、選挙管理委員会と連携した主権者教育の取り組みが活発化してきた。

◆「政治や選挙に興味持って」学校と連携、選挙の大切さPR−市選管

 延岡商業高校(花盛和也校長、588人)で昨年12月、全校生徒を対象にした主権者教育が行われた。「早いうちに生徒や教職員に意識付けをしたかった」と花盛校長。同市選挙管理委員会と連携し、生徒は選管事務局職員の講話や、実物の記載台、投票箱を使った実際と同じ手順の模擬選挙を体験した。

 選管事務局の職員が、延岡市長選挙や同市議会議員選挙、衆議院議員選挙、参院議員選挙の投票率の推移のグラフなどを示して、「全体的に右肩下がりだが、特に若い世代ほど低い」と説明。国の将来を担う若者が社会づくりに参画することの大切さを話し、「政治や選挙に興味を持って」と呼び掛けた。

 税金や社会保障といった身の回りの生活と政治の深いつながりを話し、選挙を「私たちを代表し、私たちのために働いてくれる人を選ぶこと」と分かりやすく定義。マニフェストやインターネットなどの情報収集方法を紹介し、「自分の意見に近い人に1票を投じるだけ。難しく考える必要はない」と強調した。

 ゆるキャラを候補者に行われた模擬選挙では、三つのキャラクターのマニフェストを掲載した選挙公報に目を通した生徒が、受け付けで投票用紙を受け取って、記載台で記入、投票箱に1票を投じた。投票所に配置される投票管理者や投票立会人など係員をはじめ、開票作業も体験。生徒の興味を引きつけた。

◆若者の意見が政治に反映されるから賛成

 流通経済科3年の鴨林清夏さん(18)は「選挙は難しいと考えていたが、模擬選挙でスムーズにできたので選挙権を得たら積極的に投票に足を運びたい。選挙権年齢の引き下げは、これから日本を背負う若者の意見が政治に反映されるから賛成。選挙の勉強を重ね、自分の意見をしっかり持てるようになりたい」。

◆1票投じる生徒を育成

 学校側も初めての主権者教育に好感触。「1回目ということで全校で実施したが、生徒と教職員全員が選挙権年齢引き下げを意識できた」と花盛校長。

 具体的にはこれからだが、年間計画もしくは3年間の指導計画を立てるなどして、各学年で必要な主権者教育を行いたい考えを明かした。

 花盛校長はさらに、「政治的中立を保つという部分をしっかりと意識しながら、社会づくりに参画する大切さを指導するとともに、生徒自身が課題や意識を持って情報を集め、自分の思いを形に変えてくれる候補者を考え、投票所に足を運び、1票を投じる生徒の育成に努めたい」と力を込めた。

◆投票率アップの好機

 市選挙管理委員会では、選挙年齢の引き下げに伴う一層の投票率低下を懸念する一方で、70年ぶりの大改正を投票率アップの好機と捉える。投票率は若者以外の全年齢層で低下傾向のため、「新たに18歳以上が有権者になることで、親の世代の投票率アップなど相乗効果につながれば」と安藤俊則事務局長。

 若者の政治や選挙への関心を高め、投票率をアップさせるため、中学校の出前授業や高校の主権者教育など学校と一層の連携を取り、生徒への政治や選挙の大切さのPRをこれまで以上に重ねる。加えて、教える立場の教師のサポートやアドバイスなども積極的に展開していく方針という。

 「投票率アップの特効薬はない。あらゆる機会を通じ、地道な啓発を続けていきたい。まだ手探りで完全な状態ではないが、これからも経験を重ねて効果的でよりよい取り組みができるよう行動していきたい」と安藤事務局長。

 最後に、せっかく18歳になって選挙権を手にしても投票できないことがあることから、「大学進学や就職で延岡市外に引っ越して生活をスタートする場合は、住民票を移す手続きを忘れずに行うようお願いしたい」と理解を求めた。

□生徒の感想
◇商業科3年・宗舞琴さん(17)

 模擬選挙を実際に行ってみて、こんなに簡単な手続きで自分が望む人に投票することによって、将来が少しでも納得できるものになるのなら、投票に行こうと思った。日ごろからニュースなどを見ておかないと、実際の選挙の時に候補者の主張していることが分からないと思うので、しっかり勉強したい。

◇流通経済科3年・湯川賢二郎さん(17)

 いよいよ自分も有権者。自覚をもって選挙に臨むことが大切だと感じた。選挙の勉強や候補者の主張をインターネットや街頭演説などから情報収集し、投票に臨みたい。選挙権年齢の引き下げについては、若い人の意見が政治に反映されることはいいが、子どもの部分もあり周囲に流されて投票してしまう懸念もある。

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