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デイリー健康大学延岡会場(上)こどもの感染症について

本紙掲載日:2016-01-13
3面
こどもの感染症について講義する日皸綮

共立病院小児科・日睚枯医師

 第23期デイリー健康大学(デイリー健康福祉事業団主催)の延岡会場はこのほど、同市本小路の社会教育センターで開かれた。医療法人伸和会共立病院の小児科医師、日睚枯さん(43)が「こどもの感染症について」をテーマに講話した。日發気鵑蓮感染症の症状や治療法などを説明した上、「感染症は予防が大切。普段からうがい、手洗いを心がけ、ワクチンの定期接種を」などと話した。

◆原因は細菌とウイルス−似ているけど違う治療法

 感染および感染症とは何かということですが、感染は病原体が体内で増殖することで、感染の結果「熱が出る」とか「咳(せき)が出る」など、何らかの症状が引き起こされれば感染症と言います。

 感染症を起こす病原体には、「細菌」と「ウイルス」などがあり、小児科の領域では、この二つがほとんどですので、今回はこれらを中心に話したいと思います。

 細菌感染症もウイルス感染症もどちらも症状はほぼ同じです。バイ菌(細菌)絡みの風邪もウイルス絡みの風邪も咳、発熱、鼻水など症状は同じですので、診察だけで区別することができません。血液検査や迅速テストなどが必要になります。

 細菌とウイルスは似ていると思われますが、実は違います。細菌は0・5〜10マイクロメートルですが、ウイルスはさらに小さく20〜300メートルです。細菌は、小中学校の理科の授業などで使う光学顕微鏡で十分観察が可能ですが、ウイルスの観察には大学や研究所などにある電子顕微鏡が必要です。増殖の方法も違います。細菌は「細胞分裂」、ウイルスは「核酸の複製」で増えます。

 細菌は、細胞分裂により一つが二つ、二つが四つと増え、条件さえ合えばどこでも増殖できます。つまり人間の体の中だけではなく、土の中や水の中でも増殖できます。

 一方、ウイルスは「粒子」という形で存在します。ウイルス粒子が細胞内に侵入し、自分のコピーを作って放出され増殖しますが、生きた細胞の中でしか増殖できません。

 治療法も違います。細菌には抗菌薬という特効薬があり、一部薬の効きにくい耐性菌がありますが、一般的には治療できます。しかし、ウイルスには特効薬がありません。一部のウイルス(例えばインフルエンザやヘルペスなど)のみに効く薬はあります。

 感染症の治療を詳しく言うと、まず抗菌薬など病原体に対する薬剤を投与します。寄生虫やカビ(真菌)をやっつける薬もあります。それに併用して症状に応じた治療をすることもあります。具体的には、熱が出れば解熱薬、咳が出れば去痰(きょたん)薬、重度脱水に対して点滴など、を行います。これらを「対症療法」といいます。ウイルスには一部を除き効く薬がないので対症療法で、自分の体が持つ力でウイルスをやっつけるのを待つしかありません。

 病原体が侵入する感染経路により、「直接感染」と「媒介感染」に分類されます。直接感染は病原体に直接接触して感染します。媒介感染は媒介物を介する感染です。直接感染には、咳やくしゃみなどにより、口や鼻からまき散らされる粒子を吸い込んで感染する「飛沫(ひまつ)感染」があります。粒子の直径は5マイクロメートルより大きいと定義されています。代表的なものにインフルエンザウイルスがありますが、ほとんどの風邪は飛沫感染によります。また、粒子の直径が5マイクロメートル以下の飛沫核を介する「空気(飛沫核)感染」があります。代表的なものに、はしか、水ぼうそうがあります。他に病原巣と接触して感染する「接触感染」があります。とびひは接触感染により起こります。

 媒介感染には、便、尿や嘔吐物などを介して感染する「経口感染」があります。例えばおむつを処理する際、手洗いが不十分な状態で、食事をすると感染します。食中毒がこれにあたります。

プロフィル(ひだか・ふみお)福岡県出身。平成3年に私立西南学院高等学校卒業、同9年に宮崎医科大(現宮崎大)卒業、同18年に同大学院卒業。宮崎医科大付属病院小児科を振りだしに済生会日向病院、県立宮崎病院、同日南病院などで勤務。昨年6月から共立病院。43歳。

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