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新年号・第2部−残留農薬を「世界最速」検査

本紙掲載日:2016-01-01
5面
食の安全分析センターに導入の世界最速の残留農薬分析装置
サンプル容器を装置にセットするだけで、あとは全自動で検査
受け付け後、サンプルをペースト状にすりつぶす部屋。唯一の手作業工程
食の安全分析センターが入る県総合農業試験場

50分で500種類対応−食の有利販売期待

◆安全分析センターに最先端装置−県農試など産学官共同開発

 世界一の検査機関を目指す−−。県総合農業試験場(宮崎市佐土原町下那珂)に昨年11月、持ち込みから約50分で約500種類の残留農薬を検査できる世界最速の食品分析装置を備えた「食の安全分析センター」がオープンした。本格稼働は今年4月からになるが、環太平洋連携協定(TPP)による逆風など厳しい農業環境にあって、世界に誇る最先端装置の導入は本県の食の有利販売につながることが期待される。

◆食の安心・安全を宮崎から

 11月5日の開所式。関係者約40人を前に河野知事は「消費者の安心・安全の求めに応える態勢が整った。世界最先端の技術が宮崎にあることをアピールし、農畜水産物の差別化を図りたい」と声を弾ませた。同センター代表理事の水光正仁宮崎大副学長も「食の安心・安全を宮崎から発信していきたい」と力を込めた。

 新装置は、県総合農業試験場と大阪大、神戸大、世界的な分析計測機器メーカー島津製作所(京都市)の産学官で平成24年から開発に乗り出し、昨年1月に完成した。

 開発に携わった同試験場生産流通部の安藤孝部長によると、農薬分析には「抽出」「並べる」「判別」の工程が必要という。一般的な検査方法は三つの工程を別々に行うため、分析に2〜3日かかる。

 もともと日本一といわれる宮崎県の分析技術は特に抽出の工程に優れ、一般的検査より圧倒的に速い約2時間を誇っていた。しかし、新装置はさらに能力を上げ、分析の前処理を簡素化し、抽出から判別までを世界初の自動化に成功。

 また、油に溶けるものと、水に溶けるものの同時分析も実現。従来は二つの装置で検査し、結果を足し合わせていた時間が省かれ、1時間を待たずに500種類の検査という画期的なシステムとなった。

 安藤部長は「手作業は、持ち込まれた農産物や加工物などをペースト状につぶしてサンプル容器に詰め、装置にセットすることだけ」と胸を張る。本格稼働する28年度は県内外から少なくとも2000件を検査受託し、8000万円の売り上げが目標だ。

 装置は完成直後の昨年3月に米国であった世界最大規模の分析機器品評会で最高の金賞に輝いた。今年9月をめどに、分析の正確さに関する国際認証であるISO17025取得を目指す。

 今後は、例えば県北農家が受け付け開始時の午前8時に収穫したばかりの野菜などを持ち込んだ場合、9時前には検査結果が分かり、スーパーなどの開店時刻に合わせた出荷ができる。消費者も新鮮で安心・安全な農産物を手にすることができる。

 新装置の導入で、ビタミンなどの機能性成分の分析研究がより進み、また、これまでは糖度だけでランク分けしていた特産のマンゴーなどのうまみ味成分の分析も可能になるという。

 安藤部長は「センター名に宮崎を入れていないのは、今後は世界勝負なのであえて外した。世界一の検査機関を目指したい」と意気込む。

 受託料金は、県内の生産者や企業が1件3万円、県外が同10万円。4月以降は土・日曜も受け付けるが、3月までは木曜までの予約のみの対応となる。午前8時30分〜午後5時。申し込み、問い合わせは同センター(電話090・8626・4111)。

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