夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 200円
▽LL サイズ 1枚 300円
▽A4 サイズ 1枚 800円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は200円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 200円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 300円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 800円
(ラミネート加工は200円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
陸の孤島から脱出、新しい時代に突入
◆「蒲江インターパーク」PA、SAの役割担い来春オープン−佐伯市蒲江
延岡―宮崎が開通(3月16日)して初の休日、春分の日の3月21日早朝、延岡JCTから乗車し、宮崎西ICまで車を走らせた。「車列の流れ約80キロ」に速度を設定して1時間弱の道中、すれ違う上り車線の列は絶え間なく続いた。
翌22日の土曜日。佐伯市蒲江へ。北浦―須美江が開通し、延岡JCT―蒲江ICは約35分。道の駅かまえの駐車場は宮崎ナンバーであふれ、入り込み調査していた佐伯市の職員は「宮崎に来たみたいです」と驚いていた。
延岡―宮崎で唯一、「軽い食事とトイレ休憩」ができる川南PA。「レジを通る人が3倍強の約200人に増えました。トイレも長蛇の列」と物産販売店「MONマルシェ」を運営する川南PA協議会の三浦活也会長。
マルシェは、都農―高鍋が開通した平成24年12月、PA内にオープン、弁当や農産加工品などを販売する。土日祝日は店の前にテントを張り、毎月第2日曜はイベントを企画してドライバーをもてなす。
大分県側の道の駅かまえとマリンカルチャーセンターも“開通景気”に沸いていた。「次から次に入ってくる宮崎ナンバーに身震いしました」というのは道の駅の市橋俊蔵店長。「“つながる”ということはこういうことなんですね」改めて実感したという。
一方で市橋店長は「喜んでばかりいられない。高速道路のSAやPAと道の駅は事情が違う」と気を引き締める。蒲江ICから約9キロ北にあるマリンカルチャーセンターの松久國春館長も「道の駅も私たちの施設も、ICで降りてもらえないと、来てもらえない」と話す。
東九州道の大分松岡―蒲江―川南間にSA、PAはない。また、別府湾SA―山之口SA、大分松岡PA―川南PA間に新たなSA、PA建設の計画はないという。
「上りも下りもちょうど蒲江辺りで休憩したいはず」。佐伯市の行政と民間は平成23年6月、戦略推進会議を立ち上げ、「ICからもっとも近いSA的な施設」の建設を模索した。それが“公設民設・民営”で来年4月にオープンする「蒲江インターパーク」(仮称)だ。トイレや観光案内所、農水産物直売所などを備え、PA、SAとしての役割を担う。「道の駅と競合する部分は否めないが、それ以上に集客力が高まる」と協議会。
このインターパークに蒲江の浮沈を賭ける覚悟だ。(インターパークの概要は後日掲載)
(前田晴生)