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◆募金自販機を設置−ヘルストピア延岡
本紙掲載日:2010-02-11
1面


ヘルストピア延岡に設置された募金自販機。田邊支配人(左)と伊藤さん

缶入り飲料1本で3円、公共施設では初−視覚障害者を支援

 視覚障害者の歩行補助具を普及するための募金自動販売機がこのほど、延岡市長浜町のヘルストピア延岡(田邊治夫支配人)に設置された。ジュースやお茶などペットボトルや缶入り飲料を1本買うと3円が寄付金になる。県北で3台目、公共施設では初めて設置された。

 募金自動販売機が設置されたのは、年間約27万人が利用するヘルストピア延岡の男湯脱衣場。自販機の中央に「この自動販売機の売上金の一部が〃視覚障害者支援〃に活用されます」と書かれている。

 田邊治夫支配人は「皆さんの役に立てばと利用の多い場所に設置しました。ぜひ利用していただきたい」と話している。

 募金自販機は、視覚障害者自立支援協会(本部・福岡市、荒牧功一理事長)が設置を進めている。ジュースなどが1本売れると3円が同協会への寄付金となり、視覚障害者の歩行補助具「オーデコ」購入の助成費になる。

 オーデコは、額に巻くヘッドバンドに小さなカメラが内蔵され、撮影した映像から横断歩道や白線、ガードレールなどの輪郭を電気刺激に変えて脳に伝える機械。

 視覚障害者自立支援協会は、平成19年に九州盲導犬を支援する会として発足したが、「オーデコは盲導犬に代わる画期的な歩行補助具」と同21年2月に現在の会名に変更した。

 同協会南九州支部長の伊藤信行さん(30)=延岡市北一ケ岡=によると、自販機1台当たりの募金見込み額は年間1万円。オーデコ(120万円)を購入する人に30万円を助成するため活用するという。

 保険会社の営業をしながらボランティアで活動している伊藤さん。「募金自販機は購入するだけで参加できるボランティア。多くの人に知ってもらい協力していただきたい」と設置と利用を呼び掛けている。

 延岡市内では、山下町の要介護者対応賃貸住宅「シルバーハウス虹の里」に設置されている。

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