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能登地震災害支援へ有償ボランティア

本紙掲載日:2024-02-23
2面
有償ボランティア活動で洗車する日向中生徒

謝礼金を被災地へ−日向中生徒有志

 能登半島地震の災害支援として、日向市立日向中学校の生徒有志が17、18日、地域の事業所で有償ボランティア活動を行った。3月3日までの土・日曜日に実施。その対価として得た謝礼金を全額義援金として被災地に寄付するという。

 同校の生徒会では、1月9日の始業式以降、能登半島地震の被災者支援として、「自分たちに何かできることはないか」と模索し、義援金を寄付することに決めた。

 義援金として街頭募金やバザーによる益金などを充てる案も出されたが、協議を重ねた結果、活動に必要な経費や活動に対する謝礼が支払われる有償ボランティアに決定。1月30日に臨時生徒総会を開催し、全会一致で可決された。

 その後、PTA評議委員会を通して地域の事業所に有償ボランティアの趣意書を配布。賛同した4事業所が生徒の受け入れを申し出た。

 初日の17日は3事業所が生徒を受け入れ、そのうち、同市塩見の測量会社「創建」(安藤靖社長)では生徒3人が活動した。

 安藤社長は、依頼作業が社用車の洗車であることを伝え、「車は会社の看板を背負っているので、きれいにするのは身だしなみ」「ガラスがきれいでないと、安全に運転できない。雑用と思われがちだが、重要な仕事」などと説明した。

 生徒は長靴に履き替えた後、車体、足回りを清掃。作業開始の午前8時半は日差しもなく肌寒い中での洗車となったが、スポンジやブラシを使って丁寧に作業。正午までに10台ほどを洗い上げた。

 活動後、安藤社長が働くことや対価を得る意味、県の最低賃金(時間額897円)を説明。3人分の時給に、会社からの〃気持ち分〃を上乗せた謝礼金を支払った。

 2年生の黒木美里さんは「私にできることは募金しかないと思っていたので、有償ボランティアを聞いた時、すごくいいなと思い参加した。働く経験もでき、人のために活動できてよかった」。安藤社長は「子どもたちを受け入れることで私たちも社会貢献になる。なかなか大人にはない発想で感心させられた。車もとてもきれいに洗ってもらって社員も喜ぶ」と話した。

 同校によると、有償ボランティアの参加は希望者のみ。活動で得た謝礼金は日向市福祉課を通して被災者に届けるという。

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