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薪能で文化振興−文化庁地域文化功労者表彰

本紙掲載日:2023-12-05
1面

市民協働、長年継続−のべおか天下一市民交流機構

 今年度の文化庁地域文化功労者表彰の被表彰者に、延岡市の特定非営利活動法人のべおか天下一市民交流機構(松下宏理事長)が芸術文化分野で選ばれた。関係者は「長年活動してこれたのは周りの協力のおかげ」と感謝し、喜んでいる。

 今年度の地域文化功労者表彰を受けたのは、芸術文化分野54件(個人50人、団体4件)、文化財分野40件(個人26人、団体14件)。

 のべおか天下一市民交流機構は、「長年にわたり、のべおか天下一薪能の開催と発展に尽力し、地域文化の振興に貢献している」として表彰された。

 前身は、1996年に発足した延岡城址(し)薪能実行委員会。延岡市制施行60周年を記念し、旧延岡藩主の内藤家が能面66点を市に寄贈。宝である能面を生かし、まちおこしにつなげようと発足した。

 能楽講座を何度も開いて市民の関心を高め、発足翌年の97年、延岡城跡二の丸広場で第1回のべおか天下一薪能を開催。チケットは抽選になるほどだった。以来、コロナ禍で中止した2020年を除き毎年秋に公演を続けている。

 発足時、市職員だった酒井修平副理事長(73)は、能面を生かした活動ができないかと、まつりのべおか実行委員長などを務めた松下理事長(78)に相談。「やるからには継続しようと言ったのが松下さんだった」と当時を振り返った。

 「継続」は、2001年に設立した同機構の理念の一つとして掲げられ、言葉通りに続いてきた。行政や、チケットを購入してくれる市民は金銭的支援を、中学生や高校生らは会場設営を手伝ってくれるなど、市民と一緒に創り上げる「市民協働」の取り組みが、長年継続できた要因だという。

 一方、「継続は力なりと言うが、年を取っていくからだんだん力は減っていく」と松下理事長。子ども能プロジェクトや会場設営で携わってくれた子どもたちに懸ける期待は大きく、「一番望むことは後継者ができること」。今後も継承を念頭に活動していく予定だ。

 表彰式は先月16日に京都市内であった。県内ではほかに、県太鼓連合名誉会長、全九州太鼓連合会長などを務める岩切邦光さんが、同じく芸術文化分野で選ばれた。

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