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ふるさとを語る「ことば」の力

本紙掲載日:2023-12-04
1面
重松さんを招いた文化講演会「高千穂で考える日本と世界」(11月26日、ゆめゆめプラザTAC)

直木賞作家・重松清さん講演−文化講演会

 NPO法人山参会(盪格孤理事長)主催の文化講演会「高千穂で考える日本と世界」が11月26日、高千穂町のゆめゆめプラザTACであった。直木賞作家の重松清さん(60)=岡山県出身=が「ふるさとを語る『ことば』の力」と題して話し、追い求めるふるさと像や幸せの在り方などを洗練された言葉で紡いだ。

 重松さんは早稲田大学卒後、出版社勤務を経てフリーライターに転身。1991年に長編小説「ビフォア・ラン」でデビューし、99年に短編小説集「ナイフ」で坪田譲治文学賞、「エイジ」で山本周五郎賞、2001年に「ビタミンF」で直木三十五賞などを受賞している。

 講演会は、文明の進歩によりオリジナリティーや創造力の重要性が希薄化する中、文化活動が社会に与える影響や役割を見つめ直すことなどを目的に始まった。文学、芸術、歴史といった各方面の識者を招き、16年から年1回ペースで実施し、今回で7回目。

 高千穂町は初めて訪れるという重松さんだが、同じく作家として活躍する盪獲事長(65)=同町押方出身=とは親交がある。年末になると理事長の実家から送られるシシ肉やいなりずしをさかなに酒を飲んでいたことを紹介し、「高千穂のイノシシとは毎年会っていた」と笑いを誘った。

 岡山県で生まれたが暮らしたことはなく、父の転勤で数十回の引っ越しを経験した青春時代を回顧。「私にはふるさとがない」と前置きした上で、家族や街に関する執筆を通じて、ふるさとの定義を探し続けていると明かした。

 また、自身の著書を含め多くの感性に触れることを勧めた上で、コラムニスト中森明夫さん(63)の格言「魅力とはなにか、それは愛すべき欠点のことです」を引用し、欠点を魅力に変える言葉の力に言及。「愛で語られるふるさとは絶対に魅力的。愛を語る言葉のバリエーションを広げてほしい」と伝えた。

 最後に「苦しい時に呼び起こせるふるさとの風景があることは幸せなこと」と強調。「私に大きなふるさとはないが、懐かしく思い出せる小さなふるさとがあり、それを幸せだと思っている。滞在中に風景を見て、人に会い、高千穂町も小さなふるさとの一つにしたい」と話した。

 重松さんのファンで著書「流星ワゴン」が好きという立本陽菜さん(16)=宮崎市=は「『でもそこがいい』と付け足すだけで欠点が魅力に変わる話が印象に残った。重松さんの本を読んでいるかのような講演で、改めてふるさとや言葉の力について思いをはせることができた」と話していた。

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