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高齢化など課題解決の糸口は

本紙掲載日:2023-10-06
2面
事例発表する東郷町福瀬区の岩田区長公民館長

集落機能維持へ−自治公民館経営研修会

 高齢化など各地域で直面している課題を共有し、その解決策を探る日向市自治公民館経営研修会は9月30日、同市の大王谷コミュニティセンターであった。主催は市区長公民館長連合会(黒木末人会長)。区長公民館長約100人が参加し、東郷町福瀬区の事例発表と黒木会長の講演を踏まえ、意見を交わした。

◆誰かに頼らないと生きていけない現実

 黒木会長は「自分の区の活動と照らし合わせ、より理解を深めてほしい」とあいさつ。来賓の十屋幸平市長は「高齢化に加え、地域住民同士で支え合う意識が薄れていると危惧している。今回の研修会が各地域の課題解決の糸口になれば」と期待を込めた。

 研修会では、同区の岩田政詞区長公民館長が「域内集落機能の持続化に向けた福祉共生社会への取り組み」と題し事例発表した。

 同区には今年4月時点、244世帯524人が生活しているが、急激な高齢化が進んでおり、区内12集落の中には「5年後、10年後に消滅してしまう集落もあるのでは」と危惧されるという。そんな中、現在の集落機能をどう維持させるか、そのための取り組みを詳しく発表した。

 現在、最も深刻な困りごとは足腰が弱くなり、買い物に一人では行けない区民が増えていること。岩田区長公民館長は「誰かに頼らないと生きていけない現実があり、最近では区民同士、声を掛け合って車に乗り合わせて買い物に行くなど、助け合う関係が芽生えつつある」と語った。

 また、参加者の注目を集めたのは9月に初めて開いた「区民の集い」。地域の活力を取り戻すため、区民の誰もが集える機会をつくろうと、これまで75歳以上を対象に開いてきた「敬老の集い」を取りやめ、新たに企画した。

 岩田区長公民館長は「これだけ高齢化率が高くなっている今、高齢者だけを特別扱いするのは時代にそぐわないと考えた。当日は子どもから高齢者まで200人を超える区民が参加し、これまでにない雰囲気で絆が深まった。来年も開いてほしいという声もあった」と説明した。

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