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平和の大切さ学ぶ−港小

本紙掲載日:2023-07-24
9面

語り部グループが延岡大空襲など解説

 「戦争体験語り部講話」が6月27日、延岡市立港小学校(猪上貴史校長)であった。全校児童13人が参加し、戦時下の人々の思いと平和の大切さを学んだ。県から委託を受けた県遺族連合会(関谷忠会長)主催。

 講師を務めたのは、宮崎市の語り部グループ「南の風」の常盤泰代さん(57)=都城市出身=と岩切美恵子さん(61)=宮崎市出身=。延岡大空襲のあった同29日を前に実施した。

 常盤さんは、第1次世界大戦以降に日本が行った侵略などの歴史と、第2次世界大戦中の人々の暮らし・教育を説明。「国のために命を惜しむな」という教えがまん延していたこと、国民全員が終戦直前まで「日本が勝つ」と思っていたことなどを話した。

 岩切さんは、延岡大空襲を解説。延岡の女学生が運動会で「武運長久」の旗を掲げ、なぎなたを持っている写真などを見せ、教育と戦争が密接な関係にあったことを伝えた。また講話の中で上映した、空襲経験者、吉田千鶴子さん(故人)のインタビュー動画は、空から焼夷(しょうい)弾が降ってきて、延岡の町が火の海になっていく様子を想像させた。

 「大きな見えない力によって、違うと思っていても違うと声を上げることはできなかったんです」と常盤さん。当時の人々は、軍の指示に従うしか選択肢がなかったという。「自分で考えて、行動し、決断することが大切です。個性があっていいんです」と思いを語った。

 片平青さん(6年)は「戦争は怖い。自分たちの手で平和のためにできることを考えたい」と、児童を代表して講師に感想を述べた。

 喜多妃奈子さん(6年)は「昔の日本は、今の日本より残酷だと思いました。一人一人の意見を尊重していきたいし、戦争が二度と起こらないでほしいと思いました」と話した。

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