農業委員１４人に辞令−日向市

農地利用最適化推進委員−１６人に委嘱状

　任期満了に伴う日向市農業委員会委員の辞令交付式が２０日、市役所で行われ、１４人が十屋幸平市長から辞令を受けた。その後に開かれた臨時総会で会長に股野満男さん（７４）＝美々津町＝、会長代理に細川豪邦さん（６０）＝塩見＝が選任された。同日はまた、農地利用最適化推進委員１６人への委嘱状交付式が市役所で行われた。任期はいずれも２０２６年７月１９日までの３年間。

　農業委員会は、市長が市議会の同意を得て任命した農業委員で組織。農地法などに基づき、合議体として許認可業務の意思決定を行うほか、遊休農地の発生防止や農地集積の推進などを行う。農地利用最適化推進委員は、同委員会の委嘱を受け、それぞれの受け持ち地区の現場活動を行い、農地利用の最適化を推進する。兼任はできない。

　臨時総会で十屋市長は「委員の皆さんには本市農業の振興発展と農業行政の円滑な推進にご尽力をいただくことになる。大きな期待が寄せられている」とあいさつ。来賓の松葉進一市議会議長は「委員としての使命と誇りを胸に職務に精励され、本市の農業発展にご尽力を賜りたい」と述べた。

　農地利用最適化推進委員の委嘱状交付式では、委員が股野会長から委嘱を受けた。

　この日に先立ち、１９日には任期満了に伴い退任する農業委員５人と農地利用最適化推進委員９人（うち１人は在任中に逝去）に感謝状が贈られた。

　辞令を受けた農業委員（◎は会長、○は会長代理）と農地利用最適化推進委員、退任した各委員は次の通り。