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4年ぶりの熱気−第46回まつりのべおか

本紙掲載日:2023-07-24
1面
出会いみこしで熱気に包まれた中央通交差点

威勢よく出会いみこし−ばんば総踊りに大きな輪

 延岡市の夏の風物詩「第46回まつりのべおか」(松川茂夫実行委員長)は22日、同市中央通など一帯であり、4年ぶりの通常開催となった祭りは大勢の人の熱気と歓声に包まれた。

 まつりのべおかは、新型コロナウイルスが拡大した2020年に初の中止に。翌21年は全面実施を見送り、密を回避するために花火を市内10カ所から打ち上げる分散型での実施となった。昨年は還暦ばんば踊りと供養花火大会を開催した。

 開会式では松川実行委員長が「第44、45回はコロナ禍により、実行委員会の思うような形で開催できなかった。今年はまつりのべおかを4年ぶりに開催するしかないとの思いで約2カ月間、実行委員会や皆さんの力を借りて、開催にこぎ着けることができた」とあいさつ。その後、のべおか観光レディの3人と開会宣言を行った。

 曇り空が広がり、小雨が降る場面もあったが、会場は常に盛り上がりを見せた。出会いみこしでは、今山八幡宮と春日神社からみこし6基が集まり、威勢のよい「サイヤ、サイヤ」の掛け声で会場の熱気が一気に高まった。ばんば総踊りには26団体約1500人が参加し、団体ごとにそろいの法被や浴衣を着た市民は大きな輪を描いて踊った。踊りの途中、この日に勝ち越しを決めた琴恵光関を祝って花火が打ち上げられ、色鮮やかな大輪が踊りと共に延岡の夏を彩った。

 また、「例年以上ににぎやかなことをしたい」と企画したサンバダンサーのMasashiと女性サンバダンサーグループ「ゴーフィーニャス」によるサンバダンスのショーが2回行われた。閉会式前には、ダンサーが中央通交差点のやぐらの上で音楽に合わせて軽快なリズムで踊り、華やかなステージで祭りのフィナーレを飾った。

◆9月2日に花火大会

 花火大会は9月2日午後8時から、同市大貫町の大瀬川河川敷で開催する。実行委は詳細が決まり次第、ホームページで発表するという。

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