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かれんな黄色の花咲く

本紙掲載日:2023-07-14
7面
高千穂町押方の自生地に咲くキレンゲショウマ(13日)

絶滅危惧種のキレンゲショウマ−高千穂町押方の自生地

 高千穂町押方の自生地でキレンゲショウマが咲き始めた。うっすらと木漏れ日が差す山林の一角で、奥ゆかしくもかれんな存在感を放っている。

 本州―九州の冷涼な山地などに自生するアジサイ科の多年草で、80〜120センチほどの茎に数十のつぼみを付ける。花は5枚の黄色い花弁が連なる円すい形で、大きさは直径約2、3センチ。上から根元に向かって順番に開花するという特徴がある。

 近年は鹿の食害などにより個体数が減少しており、県版レッドデータブックでは絶滅危惧毅体爐吠類されている。

 鳥屋岳(標高772メートル)中腹にあり、町の天然記念物に指定されている同自生地には、300〜500株のキレンゲショウマが群生。管理する高千穂森の会(11人)の興梠幸男会長(82)によると、今年は例年並みの7月上旬に咲き始め、13日時点で、全体の2〜3割が見頃を迎えたという。

◆15日から特別公開案内−高千穂森の会・23日まで

 高千穂森の会は15日から、キレンゲショウマの特別公開案内を予定している。23日まで。

 各日、午前9時からと午後1時から。雨天決行で、案内時間は約2時間30分。希望者は電話での事前予約と、自生地の保全活動費として1人500円(高校生以下は無料)が必要。予約は午前7〜8時、または午後7〜9時のみ受け付ける。

 現地までは、国道218号沿いの芝原西バス停留所(同町押方)から順次、案内板がある。

 興梠会長は「例年と比べて、開花から見頃に達するまでの期間が長い気もするが、つぼみの数は多い。自生する花の美しさをぜひ、感じてほしい」と呼び掛けている。

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