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本社で職場体験・感想文

本紙掲載日:2023-06-26
6面

 延岡市立北方学園中学校(池野宗宏校長)の2年生、中田歩澄(ほずみ)さんと小澤帝心(たいし)さんは22、23日、夕刊デイリー新聞社で職場体験をしました。初日は延岡小学校5年生の田植え体験を取材し、記事にまとめました。2日目は、社内を見学し、記事が紙面に掲載されて各家庭に届くまでの工程を学びました。2人の感想文を紹介します。


◆「2日間の貴重な学び」延岡市立北方学園中2年・中田歩澄

 私は2日間の職場体験で、たくさんのことを学びました。

 1日目、社内の雰囲気は落ち着いていて、少し驚いたし、仕事場は緊張感のあるところでした。実際に仕事を体験してみて、取材で得たものを、原稿にまとめるのはすごく難しかったです。文の構成や内容など私には難しいことを、編集記者の方々はいつもやっていると思うと本当にすごいと思いました。

 2日目は、仕事内容の説明と社内案内を、すごく丁寧にしていただきました。社内では、一人一人が熱心に取り組んでいて、かっこいいなと思いました。また、仕事内容の説明では、それぞれの工程を聞いて、例えば、記事のレイアウトや広告をもらうための営業など、一つ一つが大変だと感じました。印刷の機械を見た時は、新聞がすごく大きな機械で作られていることを知って驚いたし、関心を持ちました。

 私は、仕事は自分が思っているよりも複雑でとても大変だけど、やりがいがあるものだということを今回学びました。貴重な体験でした。今回の体験を、将来やこれからの学習に生かしていきたいです。


◆「嫌なことだけじゃない」延岡市立北方学園中2年・小澤帝心

 僕は、2日間の職場体験を通して、学習したことが二つあります。
一つ目は、仕事の大変さです。

 僕は、「仕事」と言ったら、親や先生は「忙しい」や「大変」と言っていました。僕は「楽しい仕事は楽なんだろうな」と思っていましたが、職場体験を通して、仕事の大変さに驚き、とてもいい経験をすることができ、実感することができました。

 二つ目は、仕事をすることの楽しみややりがいです。

 僕が親に「仕事って嫌なことが多いの?」と聞いたところ、「嫌なことが多いよ」と言われ、仕事の忙しさや大変さを知り、「仕事って、嫌なことが多いんだな」と思いました。

 そこで、インタビューの質問内容に、「現時点の仕事に対しての気持ち」ということを書き、実際に質問をしてみました。

 すると、インタビューの答えは、「大変だけど、楽しい仕事です」と言われました。

 僕は、「嫌なことが多くても、楽しいこともあるからこそ、それが、やりがいにつながるんだな」と教えられました。

 この2日間の職場体験を終えて、二つのことを知りました。そしてこの二つを今後社会人になった時に、生かしていけるように頑張りたいです。

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