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大きなストック効果に期待

本紙掲載日:2023-04-25
1面
九州中央自動車道の早期開通を目指して拳を突き上げる出席者

九州中央道建設促進−延岡期成会が総会

◆早期整備へ予算の重点配分を

 九州中央自動車道建設促進延岡期成会(会長=吉玉典生・延岡商工会議所会頭)の2023年度総会が21日、延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡で行われた。役員、会員ら約40人が出席し、九州中央自動車道、東九州自動車道の整備によるストック効果が大きいことを関係機関に訴え、早期整備に必要な予算の重点配分を求めていくことなどを確認した。

 吉玉会長は「地域の持続的発展、九州の一体的発展は九州全域にわたる交通ネットワークが整備されて実現できる。これからも力を合わせて建設促進に取り組んでいきたい」とあいさつ。議事ではストック効果の検証のほか、国やNEXCO西日本、関係機関に対する提言活動、地域住民に対する広報啓発活動などを行う23年度の事業計画案などを承認した。

 総会ではまた、国交省延岡河川国道事務所の麻生宏斉所長が基調講演し、「道路を取り巻く最近の話題」をテーマに、同自動車道の整備状況などについて語った。

 最後は甲斐章一郎副会長(延岡青年会議所理事長)の「がんばろう」三唱に合わせ、出席者全員が同自動車道の早期開通を目指して拳を突き上げた。

 九州中央自動車道は、九州の東西軸として本県と熊本県を結ぶ熊本県嘉島JCT―延岡JCT・ICの延長95キロ。このうち宮崎側は、国道218号北方延岡道路(蔵田―延岡JCT・IC、13・1キロ)、同高千穂日之影道路(雲海橋―平底、5・1キロ)がそれぞれ開通。同自動車道の一部となる国道218号蘇陽五ケ瀬道路(7・9キロ=うち本県側3・9キロ)、同五ケ瀬高千穂道路(9・2キロ)、同高千穂雲海橋道路(3・3キロ)の整備が進む。

 日之影町の平底から延岡市北方町の蔵田まで、約18キロの区間は未事業化のまま。同自動車道は他地域との交流連携、産業や観光の振興、災害時や救急医療で「命の道」となる必要不可欠な路線として、早期整備が求められている。熊本側を含む開通率は32%。

■ストック効果
道路などが整備されることで地域の生産性や安全性、快適性が高まり、環境の改善など、生活の質が向上するなどの効果を生み出すことをいう。

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