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クリエート(門川)・従業員の健康づくり実践

本紙掲載日:2023-04-19
2面

「ブライト500」−経産省認定・健康経営優良法人

 システム開発などを手掛ける門川町須賀崎のクリエート(久家栄二社長)はこのほど、従業員の健康づくりを経営的な視点で戦略的に実践しているとして、経済産業省の健康経営優良法人2023「ブライト500」に認定された。久家社長(49)は「従業員の健康維持こそ会社の利益につながり、従業員の幸せにつながる。ITエンジニアの職場に対するブラックなイメージを払拭(ふっしょく)し、人材確保につなげたい」と力を込める。

◆職業柄、座りっぱなしで体動かさず、チーム対抗戦などユニーク取り組み

 健康経営優良法人とは、特に優良な健康経営を実践している法人を「見える化」する同省の認定制度。同社はこれまで一昨年度、昨年度と認定を受けており、今年度初めて、一定の要件を満たした中小規模法人部門の上位法人に付加される「ブライト500」の冠を獲得した。なお、ブライト500を獲得した県内7法人のうち、県北は同社のみ。

 同社の従業員数は1日現在、役員2人を含め41人。取り組みの背景には、従業員の多くがITエンジニアで職業柄、座りっぱなしでほぼ体を動かさないため、メタボ体質、痩せすぎ、猫背などの傾向があったという。

 そのため、軽めの運動を日常生活に取り入れることなどを目標に、健康経営優良法人の認定要件に沿って従業員の健康づくりに取り組んでいる。

 具体的には、健康診断受診後の保健指導や、1時間単位で年休を取得できる仕組みを導入。社内に立ったままパソコンに向かうことができるスタンディングスペースを設けたり、ユーチューブ動画を活用してゲーム感覚で軽めの運動に挑戦してもらう「チーム対抗戦」を行ったり、忘年会をミニバレーボール大会に変更するなど、工夫を重ねている。

 中でも、ブライト500の認定要件になっているチーム対抗戦はユニークな取り組みだ。6、7人ずつチームをつくり、肩凝りをほぐす6分間ストレッチなど、軽めの運動を促すユーチューブ動画を毎月1本、クラウドサービスで共有。設定された回数を目標に各自、休憩時間や自宅で挑戦し、メンバーの合計回数で競う。トップのチームには景品として取引先の商品が贈られるという。

 また、3カ月に1回程度、チームごとにミーティングを行い、健康に関するテーマでコミュニケーションを深めているという。

 実は、ITエンジニアは個人での作業が多いため、従業員同士、直接会話する機会が少なく、同じ室内にいるにもかかわらずチャットで会話するなど、コミュニケーション不足が懸念されていたという。

 中心となって進めている総務部の木村夏望さん(30)は「ブライト500の認定要件を一つ一つ満たしてきたことが、結果的にコミュニケーション不足の解決にもつながった」とし、「健康づくりを意識してもらう環境は整った。

 今後は、あまり積極的でない従業員をどう巻き込み、いかにやる気を引き出しながら継続していくかが課題」と話している。

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