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AGATA、3連勝で単独首位

本紙掲載日:2023-04-10
7面

第51回九州サッカーリーグ第3節

◆ホーム開幕戦も完封−有働、亀井がゴール池元が2A

 第51回九州サッカーリーグ第3節は9日、延岡市西階陸上競技場でFC延岡AGATA―川副クラブ(佐賀)があった。ホーム開幕戦となったAGATAは後半に有働、亀井がゴールを決め2―0で3試合連続の完封勝ち。10チーム中唯一の3連勝、勝ち点9で単独首位に立った。

 九州リーグ参戦2年目のAGATAは開幕2連勝で、ホーム開幕戦に。序盤から押し気味に進めたが、相手GKの好守もあって0―0で後半に。後半はMF池元の精度の高いクロスから、途中出場のFW有働、MF亀井が頭で合わせた。

 AGATAは次節、16日に大分市で日本製鉄大分と対戦。第5節は30日正午から、KMGホールディングス(福岡)と、西階陸上競技場で戦う。

FC延岡AGATA 2 0―0 0 川副クラブ
(3勝)        2―0   (2敗1分)


◆3戦連続のクリーンシート「次はさらに成長した姿を」

 900人を超える観客に勝利を届けたAGATA。桑原監督は引き分けた昨季の開幕戦を振り返りながら。「多くの皆さんが足を運んでくれた中で勝利できたこと、しっかりゼロで抑えたことが良かった」と安堵(あんど)した。

 開幕から2試合連続で無失点を意味するクリーンシートを達成し、迎えたホーム戦。勢いそのまま、より攻撃的なゲーム展開を意識して挑んだという。

 序盤から、MF森永、FW内山田のサイド攻撃を中心に攻撃を組み立て決定機をつくる。だが、相手GKの好セーブに阻まれ、流れに乗れず。逆にピンチを迎える場面もあったが、こちらもGK田渕が長身を生かした捕球などで安定して守った。

 待望のゴールは23分。後半15分に交代で入った有働が頭で押し込む。さらに37分、「セットプレーは増えると見込んでいたので練習を積んできていた」と主将の亀井。左サイドのCKからMF池元のクロスに頭で合わせ、ゲームを決める2点目を奪い取った。

 その後、退場者も出たが、相手の反撃はDF井上らが体を張って、相手のシュート数はわずか4本。3試合連続の完封を収めた。

 3連勝に亀井は「守備型のチーム相手になかなか得点できない場面もあったが、交代の選手でも誰でも点を取れるチームにはなってきている」と手応えを口に。桑原監督は「シュートの精度、人数のかけ方などまだまだ上げていく。次のホーム戦ではもっと成長した姿を見せたい」と誓った。


◆有働、8分でヒーローに

 出場時間は実質8分。だが試合後、サポーターの「有働コール」は、誰よりも長かった。

 文字通り値千金だった。ゴールへの嗅覚が持ち味のFWは今季、日本文理大から加入した。優勢ながら決め手に欠ける展開が続いた後半15分、「自分が決める」と途中出場した。

 8分後、池元の左サイドからのクロス。「キックがうまい選手なので、狙っていた」。絶妙のポジショニングで、相手より一歩先に頭で合わせる。

 直後、相手の頭が顔面に突っ込んできたが、ゴールが決まるのは見届け、ピッチに倒れ込んだ。そのまま交代となり、試合後はタオルで鼻を覆ったまま、観客に応えた。

 「たぶん折れているが、点になり、チームを乗せられたなら良かった。必要な犠牲だったと思う。今後も苦しい時間は来る。そこで決められるストライカーになりたい」。目は輝いていた。


◆お祭りムードに沸いた西階−声援も解禁で、熱いコール

 2023年のホーム開幕戦は午後1時キックオフ。午前中にはキッズサッカーフェスティバルがあり、競技場近くには飲食などの出店で、お祭りムード。晴れ、風も弱い絶好のサッカー日和で、スタンドには958人(公式記録)のファンが詰め掛けた。

 声援も解禁され、会場は試合前から熱気に包まれた。前半は何度も惜しいシュートがあり、会場からは拍手とため息も。後半に2ゴールで3連勝を飾ると、得点した選手の名前を呼ぶコールと、大きな拍手が送られた。

 試合後に、選手からサインをもらってうれしそうだった山田一心さん(南方小3年)は「ゴールが決まってかっこよかった。次も応援に来たい」。笑顔でスタジアムを後にした。

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