延岡魅力を発信「３人で頑張ります」

観光レディ新旧交代式−たすき受け取り決意

　延岡の観光ＰＲを担う「のべおか観光レディ２０２３」が決定した。４日、延岡市大貫町のかわまち交流館で新旧交代式が行われ、昨年度１年間の任期を務めた観光レディから、新観光レディにたすきが渡された。

　選ばれたのは、山口実織さん（２３）＝延岡市出身、団体職員＝、後藤優季さん（２２）＝延岡市出身、医療事務＝、大野優里さん（２０）＝沖縄県出身、九保大３年＝。

　式では、延岡観光協会の盛武一則会長が新レディに選任書、旧レディに感謝状を交付。旧レディの山口有香さんは「県外の方にも延岡の素晴らしい魅力を知っていただけてうれしかった。延岡には都会に負けない魅力がたくさんある」、直野麻美さんは「延岡の伝統ある行事に参加させていただき、伝統を守ってきた方々の話をじかに聞く、貴重な体験をたくさんさせていただいた」とそれぞれ充実した日々を語り、エールを送った。

　続いて、昨年度に続いて就任した山口実織さんが、コロナ禍前にイベントが戻りつつある現状に触れ、「今年は観光レディとして、もっと活躍できることが増えればいいなと思う。この３人で頑張っていきます」とあいさつ。旧レディと盛武会長から、新レディにたすきが掛けられた。

　後藤さんは「知らなかったことが知れる機会。勉強して伝えたい」、大野さんは「情報発信し、一人でも多くの人に遊びに来てもらえるようにしたい」と意気込んだ。３人そろっての初仕事は、延岡今山大師祭（１４〜１６日）を予定している。

　のべおか観光レディは昨年、「のべおか若鮎（わかあゆ）レディ」から改称。メディアやイベントの出演、撮影ロケ、県外派遣などを通し、数多くある観光資源を幅広く発信していく。