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農業教育活動の推進へ

本紙掲載日:2022-12-19
2面
藤本代表理事組合長(右端)から目録を受け取る生徒代表の松田さん

門川高へハウス用換気扇など−JA

 JA共済連宮崎とJA日向は14日、門川町の県立門川高校(村社貞利校長、258人)へハウス用換気扇など100万円相当の農業関連機材を寄贈した。

 JA共済連宮崎の地域貢献活動として、地元JAと共に取り組んでいるもので、県内にある農業系の高校8校、大学2校に各100万円相当の機材を寄贈している。2016年度以来6年ぶりの取り組みで今年度中に全10校に寄贈。県北では、11月に高千穂高校に運搬用小型特殊自動車が贈られた。

 同校の総合学科栽培ビジネス系列では現在、農業や林業の将来の担い手を目指し、1〜3年生82人が学んでいる。

 寄贈式は同校の実習ハウス前であり、JA日向の藤本隆康代表理事組合長は「近い将来、農業の担い手となってもらえるよう、その環境づくりに貢献できたら」とあいさつ。「安全に使ってほしい」と声を掛け、生徒代表で同系列2年の松田雄靖さん(16)に目録を手渡した。

 村社校長は「人の食を支える学びをさらに深め、農業を支える人材を育てていけるよう、教育活動に取り組んでいきたい」とお礼を述べた。

 贈られた機材はハウス用換気扇、チェーンソー、草刈り機など。事前に同校と打ち合わせし、教育活動に活用できる機材を選定してもらったという。

 このうちハウス用換気扇は宮崎大学、門川町、同校の3者で取り組むフィンガーライム栽培の実習ハウスに取り付けられた。

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