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「九州・沖縄の日刊地域紙」

本紙掲載日:2022-12-06
2面
地域紙12社を紹介した「九州・沖縄の日刊地域紙」

記者から鹿児島大元准教授・宮下さんが出版

 夕刊デイリー新聞など日刊の地域紙12社を紹介した「九州・沖縄の日刊地域紙」が鹿児島市の南方新社から出版された。著者は南日本新聞社に長く勤務し、鹿児島大学准教授となった宮下正昭さん(現在は非常勤講師)。ネット全盛になりつつある今の時代に「地域で存在感を示す12社の強さの秘密を探った」という。

 新聞には全国紙などのほか、特定のエリアで発行する地域紙がある。その地域紙12社の歴史、特徴や紙面構成などを紹介している。各社とも、誕生したいきさつなどさまざま。

 福岡県大牟田市の「有明新報」(朝刊)は、熊本県にも販売エリアを持ち、有明筑後版、大牟田荒尾版の二つを製作している。行政区を越えて発行している理由は三井三池炭鉱があったため。つまり経済圏が一緒だった。

 鹿児島県奄美市には「南海日々新聞」と「奄美新聞」があり、ライバルとして競い合っている。ここは離島という地理的特性が独自の言論を育んだ。同様に沖縄県の宮古島市、石垣市には2紙ずつがあり、発行している。沖縄は反米軍基地、反自衛隊のスタンスを取る新聞が多い。尖閣諸島が行政区内にある石垣市の「八重山日報」は漁船衝突事件を機に尖閣報道に力を入れるなど、論評を変えたという。

 本書の帯に「ネット時代。全国紙より地方紙。地方紙より地域紙が生き残る。地域の論理を発信する」とある。ネット全盛の時代に新聞の可能性はあるのか。各社の成り立ち、現在の状況にそのヒントがありそうだ。

 本書について宮下さんは「特定の新聞だけでなく、九州・沖縄のすべての日刊地域紙を紹介した資料はこれまでになかった」としている。200ページ。価格は税別2800円。

夕刊デイリー新聞社のほか、紹介されている11社は次の通り。

島原新聞(長崎県島原市)▽有明新報(福岡県大牟田市)▽今日新聞(大分県別府市)▽日刊人吉新聞(熊本県人吉市)▽南九州新聞(鹿児島県鹿屋市)▽南海日日新聞(鹿児島県奄美市)▽奄美新聞(同)▽宮古毎日新聞(沖縄県宮古島市)▽宮古新報(同)▽八重山毎日新聞(沖縄県石垣市)▽八重山日報(同)

【宮下正昭さんプロフィル】1956年、鹿児島市生まれ。慶応大学法学部卒。南日本新聞社に勤め、鹿児島大学法文学部准教授に就いた。著書に「予断えん罪高隈事件」(筑摩書房)、「中国香港特別区最新事情」(社会評論社)など。

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