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将来を生き抜く子どもたち−教育の在り方考える

本紙掲載日:2022-12-01
2面
高千穂高校で開かれた西臼杵郡教育座談会

高千穂高魅力向上推進委−専門家ら交え座談会

 県立高千穂高校(佐伯浩美校長、263人)の魅力向上に向けた取り組みを推進する高千穂高校魅力向上推進委員会(会長・甲斐宗之高千穂町長)は11月26日、同校のT―LABOで教育座談会を開いた。地域住民や保護者約15人が参加し、専門家らを交えたパネルトークなどを実施。予測困難な未来を生き抜かなければならない子どもたちに、今の大人ができることを考えた。

 冒頭、甲斐町長が「AI(人工知能)の台頭や求められる能力など、時代は日々変化している。子どもにとって必要なことや教育の在り方を見詰め直すきっかけになれば」と開催趣旨を説明。佐伯校長は「高千穂高は地域とともに発展してきた学校。これからも温かいご支援を頂きながら発展していくものと確信している」などとあいさつした。

 続けて、授業デザイン研究所代表の三浦隆志さん、ベネッセコーポレーション九州支社の長義幸さん、同校進路部長の橋本淳教諭が登壇。「西臼杵郡の子どもたちが、今の時代を生き抜く力を身に付けるために、保護者や地域の大人ができること」と題してパネルトークを行った。

 まず、長さんが大学入試における選抜方式を紹介。個別試験や共通テストで思考力、判断力、表現力を問う「一般選抜」。学校長の推薦を受け、書類審査、面接、小論文などが課される「学校推薦型選抜」、提出書類やプレゼンテーションなどで学習意欲、適性、能力等を時間をかけて評価する「総合型選抜」について、それぞれの実施目的や概況を説明した。

 学校推薦型と総合型選抜による進学者が年々増えている傾向にあることから、三浦さんは、昔と今の世相について触れ、競争が重視されていた昔に比べてコミュニケーション能力が重視される社会に転じつつあることを強調。業務については高度化が進み、求められる能力水準が高まっているとして、基礎だけではなく前倒しの学習に取り組む必要性などを語った。

 その後、長さんが「宮崎県の受験生は自宅学習の時間が全国トップ」とするデータなどを提示し、橋本教諭は「高千穂高校の生徒とはマッチングしない部分もある」と応答。「私の感覚ではもう少し机と向き合っても良いのかなという印象だが、たたき込めば良いというものでもない」として、生徒数の減少を逆手に取ったオーダーメードの学習プログラムを提案。量よりも質を高める重要性を示した。

 この日はまた、「教育全般」と「大学入試」の2テーマに分かれて意見交換があり、参加者からは受験を間近に控えたわが子へのアドバイスの仕方や、同校の具体的な指導計画に関する質問などが挙がっていた。

 推進委は、西臼杵郡唯一の県立高校でありながら、少子化などで年々減少する同校の生徒数に歯止めを掛けようと、昨年2月、同校や西臼杵3町を中心に設立した。

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