小型運搬車「大切に使います」
本紙掲載日：2022-11-17
2面
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農業教育推進−ＪＡから高千穂高へ
ＪＡ高千穂地区（佐藤友則組合長）とＪＡ共済連宮崎（坂本亨本部長）は１６日、県立高千穂高校（佐伯浩美校長、２６３人）が所有・管理する宮尾野農場（高千穂町三田井）を訪れ、同校へ運搬用小型特殊自動車１台を寄贈した。
県内の農業系学科を設ける学校に１００万円以内の教育用関連機材を選んでもらい、ＪＡおよびＪＡ共済連が購入、納品するという取り組み。高千穂高校には農畜産物の生産、加工、流通などを学ぶ生産流通科があり、実習用運搬車の老朽化が顕著であることなどから同車両を要望した。
贈呈式では、佐藤組合長が「地域農業を取り巻く環境は厳しいが、先日の全国和牛能力共進会で活躍した畜産や伝統の茶、シイタケ、野菜などは日本が誇るブランド。意欲と自信を持って取り組み、将来の高千穂を担ってほしい」とあいさつ。
佐伯校長が「農業を学ぶ生徒たちの要望通りの寄贈をいただいたことで、今まで以上に学習効果が上がると期待している。大切に活用しながら農業教育を推進していきたい」と謝辞を述べた。
その後、佐藤組合長が生産流通科３年の富�皸〕�里さん（１７）に目録のレプリカキーを贈呈。富�發気鵑蓮岷身村屬�新しくなったことで、効率も安全性も高くなると思う。みんなで大切に使っていきたい」と感謝を伝えた。
寄贈は今年度、県内８高校、２大学に対して行われる。県北では、栽培ビジネスコースなどがある県立門川高校に関連機材が贈られる予定という。