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見えを切って役者気分

本紙掲載日:2022-11-17
2面

宮水小4年生、大人歌舞伎を体験−日之影

 地域の魅力を知ることで郷土愛を育もうと、日之影町立宮水小学校(森康彦校長、69人)の4年生14人が11日、総合学習で町内に伝わる「大人(おおひと)歌舞伎」を体験した。同町岩井川の大人歌舞伎の館を訪問。同歌舞伎保存会(山本唯仁会長、17人)の丹部俊夫副会長(72)らに着付けや化粧などを教わり、ふるさとの伝統芸能について理解を深めた。

 大人歌舞伎は九州唯一の農村歌舞伎で1995年、県無形民俗文化財に指定された。岩井川、諸塚地方を善政で治め、悲運の死を遂げた武将・甲斐宗攝が愛した芝居を弔いで演じたことが起源とされ、毎年10月に地元の大人神社秋季大祭などで奉納されている。

 この日はまず、大人歌舞伎の特徴でもある華やかな衣装を着付け。白浪五人男、寿式三番叟(さんばそう)、花魁(おいらん)に扮(ふん)した児童は、おしろいを塗った顔に墨と紅の隈取りを施し、かつらや小道具を身に着けた。

 丹波副会長が各演目の内容を説明しながら、口上と見えの切り方、唐傘や扇子の扱い、歩き方やお辞儀の所作などを伝授。館内には威勢の良い名乗りや力強く床を踏み込む音が響き、華麗な花魁道中の披露もあった。

 平田舞桜さん(10)は「『体を大きく動かして』というアドバイスが印象に残った。着物を着るのは久しぶりで、初めてお化粧もできたのでうれしかった」と笑顔。丹部副会長は「このような体験が思い出になり、大人歌舞伎の継承につながれば」と話した。

◆19日に披露公演

 大人歌舞伎保存会は19日、同歌舞伎の館で披露公演を行う。観覧無料。時間は午後1〜4時。演目は「寿式三番叟」や「勧進帳」など。「地域の財産である大人歌舞伎をぜひ楽しんでいただきたい」と来場を呼び掛けている。

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