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豊作や豊漁に感謝−秋祭り

本紙掲載日:2022-11-02
2面
2日から始まった伊形、土々呂地区の秋祭り(2日午前、延岡市の鯛名神社)

伊形・土々呂地区5神社

 延岡市の伊形、土々呂地区の五つの神社で2日から、豊作や豊漁に感謝をささげる秋祭りが始まった。今年も恒例のご神幸行列や面祭りは中止し、神事のみを実施。祭りは3日まで開かれる。

 同地区の秋祭りは、ご神体を載せたみこしが町を練り歩くご神幸行列、神楽面を着けて神様に扮(ふん)した男性が、サカキを手に子どもらを追いかける面祭りでにぎわうが、今年も新型コロナウイルス感染症対策として、いずれも3年連続で中止になった。

 祭りは、各神社が時間をずらして開いており、今年のトップを飾った鯛名神社では、総代や区の役員ら6人が参列。宮司で霧島神社禰宜(ねぎ)の岩切康弘さんが祝詞を奏上し、参列者が玉串をささげた。

 岩切さんは、「来年こそは通常通りの祭りを開催し、地域の皆さまと触れ合うことができるよう、乞い願った祭典です」と話した。この後、赤水、伊福形神社でも神事が行われた。

 3日は午前8時から櫛津神社で、同10時から霧島神社で行う。また、旭ケ丘地区は、親子会が独自の子どもみこし巡業を予定しているという。

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